こんばんは、macoです!
グリッサンドってよく楽譜に出てきますが、
とにかく弾きにくいですよね。
普通に弾いただでけでは爪が引っかかって
うまく鍵盤上を滑らせにくいですし・・・。
弾き方を誤ると指の怪我にも繋がってしまいます。
(私はなかなか上手に出来ず指から血がしょっちゅう出る始末でした・・・泣)
今回は怪我せずに滑らかに弾けるようになるコツをお伝えしていくので、
良ければ参考にしてみてください♪
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○グリッサンドって何?
一方の音からもう一方の音に向かって、鍵盤を爪や指で滑らせて弾く技法です。
楽譜上では、音符の間に波線が書いてあってその横に【gliss.】と書いてあります。
上のであれば、ドからラまで爪で鍵盤の白鍵の上をざーっと滑らせて音を出します。
○とにかく弾きづらい
爪を滑らせて弾くという少々特殊な弾き方なので、
普通にやると途中で爪が引っかかって止まってしまったり、
爪の音がカチカチうるさいんですよね。
しかも上手に弾かないと怪我をするという。
私も練習をしているときに鍵盤に爪を引っ掛けていたので、そこの皮が剥けてしまい、
それでもやり続けていると更に悪化して、よく血だらけになっていました・・・泣
見よう見まねでやっていたので、そもそもグリッサンドの弾き方がわからず、
滑らせるとはいえただ滑らせても全然うまく弾けなかったので、
グリッサンド=怪我する記号なんてイメージを持つ位苦手でした。
ってかピアノって指で弾くものなのに、
そもそも爪で弾くってどういう意味?な気持ちでした。笑
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○痛くならないコツ
最初は人差指でやっていたのですが、やはり1本指だと鍵盤の重さに負けて音が出なかったり、爪が割れたりしていたので、三本指でやるようにしました。
そうしたら、劇的に痛みがなくなったのと楽に弾けるようになりました♪
その方法とは、人差指と中指の爪で弾くのをメインにします。
まず、中指と人差指でピースを作って下さい。
2本指をピースしたまま、何でもいいので親指と2本指で何か物を掴んで見てください。
そうすると三本の指でクレーンゲームのクレーンみたいな形が出来ると思います。
その形で弾鍵盤に当てて弾きます。
鍵盤に当てる時は、中指と人差指の爪の面を当てて下さい。
2本で弾く事で爪に負担が分散されて痛みを防げる事ができます(・∀・)
更に親指で上から力をサポートしてあげる事で、支えがしっかりして
綺麗に鍵盤の上を滑らせる事もできます。
この弾き方をしてからは、爪や指への負担が劇的に減って、
皮が剥けて血だらけになる事も無くなりました。
○爪と鍵盤との角度も大事
上でお話したように形をしっかり固定させるのも大切ですが、
弾く際の爪と鍵盤との角度もコツがあります。
これが出来ると鍵盤を滑らせるのがとてもスムーズになります♪
どうやるのかと言うと、滑らせる時に中指と人差指の爪と鍵盤の角度を、45°くらいにしてみて下さい。
これより低い角度で鍵盤の上を滑らせると爪の根元が鍵盤に引っかかって、
逆に怪我のリスクが高くなります。汗
この角度を意識して弾くと、一段と弾きやすさが増しますので、
是非試してみてください。
爪のカチカチ音もこれでかなり減少させることができます!
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○まとめ
・グリッサンドとは、一方の音からもう一方の音へ鍵盤を滑らせて音を出す技法
・普通に弾くと指を痛めたり、爪が引っかかって弾きにくい
・3本指で支えて面をしっかりする事で、指への負担を減らせる
・鍵盤に対して45°で弾くと更に滑らかに弾きやすくなる
グリッサンドは少しコツがいる弾き方ですが、
いかに指に負担をかけないで弾けるかが一番大切です。
ピアニストにとって一番大切な手なので、
自分の弾きやすさを求めて練習の工夫をしてみて下さいね(・∀・)