こんばんは、macoです!
『指の間がちぎれそう・・・』
オクターブを弾く時に、ドからドが届かなくてつい出てくる心の声ですね。笑
私は身長は普通なのですが、手が人より小さめです。
調べてみたら女性の手長(中指の先から手首のシワまでの長さ)は平均、
17.3cmだそうですが私は16.5cmでした。
なのでオクターブ端から端まで普通に届かなくて、
どうしても違う音を一緒に弾いてしまって、
綺麗に弾けませんでした。
今日はそんな苦手なオクターブをどうやって克服したかをお伝えします。
この練習法でトレーニングしてから、とても楽に弾けるようになったので
よかったら参考にしてみて下さい♪
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○どうしても親指か小指が届かない
私は平均より少々手が小さかった為、
オクターブを弾こうとすると親指か小指が届かなくて
となりの音をいつも弾いてしまっていました。
親指を意識すると小指が届かなくてとなりの音を弾いてしまうし、
小指を意識すると親指でとなりの音を弾いてしまうループ…
しかも腕の重さを使わず弾いていて、手首にめちゃくちゃ力が入っていたので、
最終的に鍵盤の重さに負けて腱鞘炎になってしまいました。汗
そんなこんなでしばらく抜け出せなくて、
オクターブの連弾があったり、和音がある曲はとことん苦手でした。
手が大きい人しか弾けないんじゃないかって思ったり、
大きい人を羨んでばかりでした。笑
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○ポイントは手の大きさではなく、指が広がるか
弾ける人を見続けて気付いたのですが、弾ける人はみんな手が大きいわけではありませんでした。
オクターブを上手に弾くコツは手の大きさではなく、『指を広げられるか』です。
単純に弾けない状態というのは、指の間が広がらないから届かないという状態です。
この状態を脱するのがポイントです。
手が大きくてもオクターブが弾けない人がいるのは、
この指の間が広がらないからなんだってこの時気付いて、
『小さくてもいける!』って希望を持ちました。笑
実際、ここが180°まで開けるようになると、
私の手の大きさでもドからミまで届くようになりました。
○どうやって広げる?
私は最初普通に弾いても届かなかったので、
鍵盤の横から弾く練習をしました。
こんな風に鍵盤の横で弾くとギリギリ届きます。笑
この状態で最初は、同じ音をひたすら弾きます。
慣れてきらたら、この状態でドレミファソラシドを弾けるように練習していきます。
この練習をする時に注意なのですが、本来の弾き方ではないので
変な所に力が入りがちで、手首に負担がかなりあります。
なのでゆっくり弾く事と、どうしても広がらない指を広げるので、
腕全体に力が入りがちなのですが、最初はとなりの音を弾くのは当たり前です。
できるだけ力を抜いて弾くようにして下さい。
練習している内にだんだん指が広がってきて、自然にとなりの音を弾かなくなるので、
最初から完璧を求めないようにして下さい。
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○ある程度広がるようになったら、普通の形にしていく
上の練習で出来るようになったら、平常の弾き方にしていきます。
といっても特別何かする必要はなくて、
先ほどの弾き方から手首をそのまま上に持っていくようにするだけです。
これだけで、先に指を広げる練習をしているので
何事もなく弾けるようになっています。
ここでも注意ですが、手首に力を入れて弾くのではなくて、
腕の重さを使って弾くようにしてください。
オクターブは指が広がるようになったとはいえ、
手首に負担がかかります。
長時間弾くと疲労に繋がりますし、
疲れてくると鍵盤を力任せに叩くような弾き方になりがちなので、
力を抜いて、腕の重さで鍵盤を押せるように意識して練習してみて下さい。
これが出来るようになると、オクターブを応用した弾き方も
のちのち楽に出来るようになるので、今のうちに癖づけておくことを
おすすめします♪
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○それでも上手に弾けない時は鉛筆トレーニング
上記の練習でもなかなかうまくいかない時は、更に指の間を広げるトレーニングを組み合わせると上手に広がるようになります。
これを私は勝手に鉛筆トレーニングと呼んでいます。
やり方は、自分の手を広げた時の親指から小指までの長さより
少し短めの棒(鉛筆とかペン)を用意します。
それを親指と小指でつかみます。
この練習をすると、実際に鍵盤で弾く時と同じ形になります。
ピアノが無くてもどこでも出来る練習なので、
このトレーニングを日頃やっていると
自分でも気づかないうちに
指が広がるようになるのでお勧めです(・∀・)
私は授業中ずーっとこれをやっていました。
大体1ヶ月位やり続けていたら、
オクターブなんて楽勝!むしろドからミまで届くようになりました。
仕事の合間にも出来るので、是非やってみて下さい。
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○まとめ
・手の大きさではなく、指の間を広げられるかがコツ
・上から普通に弾いて届かないのであれば、横から弾いてみる
・出来るようになったら普通の形にする。この時、腕の重さで弾くやり方をマスターしておく
・それでもうまくいかなければ、鉛筆トレーニング
ちょっと変わった練習法ではあるかと思いますが、
鉛筆トレーニングはいつでもどこでも出来るので、特にお勧めです。
オクターブは手が小さくても綺麗に弾けるようになるので、
地道ですが指の間を広げる事、そして手首を傷めないために、
力を入れずに弾く意識をして練習してみて下さい(*゚▽゚*)