こんばんは、macoです!
さぁ、環境は整った!!
いざ始めん、とピアノの前に座ってみたものの、
どこから手をつけたらいいやら・・・
とりあえず見たことある形を真似して鍵盤に両手を置いてみたはいいものの、
どうやって弾くんだ?
・・・・・・・・・・・・・・。
最初からかっこよく弾こうと思っても、
両手で弾くということはそんなに簡単ではありません。
よっぽどの天才であれば初見でバシバシ弾く方もいらっしゃいますが、
その人もそれまでの練習があっての成せる技でしょう。
両手で弾けるようになるには、
ちゃんと過程を踏んでいくのがまず大切なので、
今回はどうやって練習していけばいいのかを紹介します♪
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○弾きたい気持ちが先行して失敗
毎回恒例になってきた、私の失敗談コーナー。笑
小学生の時、初めて弾きたい曲にチャレンジしまして、
もう私の頭の中にある憧れのピアニストの姿しかなく、
早くかっこよく弾きたい!
譜読みも一切せず、とりあえずしょっぱなから両手で突っ込んでいくスタイルでした。
その気持ちだけで、これからお話するステップを踏まなかった為に、
ここの右手は弾けるけど左手は弾けない・・・なんて状態になってしまって、
全く弾けるようにならなりませんでした。笑
弾きたい気持ちばかりで、指使いはバラバラ、
テンポも左右での音のタイミングも合ってない。
そもそも弾ける段階でもないのに、
ただただ弾けているフリをして酔いしれていただけでした。笑
○まずは片手ずつ練習する
これはどんな曲を弾くにしても基本の基本です。
簡単な曲だろうが、難曲だろうが関係ありません。
片手づつ、指使いをしっかり意識しながら練習していく事をして下さい。
ここで適当にすると、通して弾く時にスムーズに指が運べなくて音が抜けたり、
そもそも弾けないということになります。
そのままテンポアップして弾くと、
全然弾けなくて高確率で挫折します。笑
また、左手は利き手じゃない分、
弾きにくさがあるので指使いは更に大切になってきます。
左だとドから下がって弾いていく形になるので、
基本の弾き方がソの時に親指をクロスさせて弾くのがやりにくいと思います。
ここの練習は基礎練習の時に重点的にやって慣れておくようにした方がいいです。
片手ずつ練習するのは、
まずはスムーズに弾けるようになるのを目的にやるので、
基本に忠実にやりましょう。
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○1小節ずつ両手を合わせていく
右手、左手で片手ずつ一通り弾けるようになったら、
いよいよ両手を合わせて弾いていきます。
その時は、1小節ずつ合わせていくとやりやすいです。
1小節が何かはこちら。↓
線で区切られてるまとまりを1小節と数えます。
これを1小節ずつ地道に合わせていって、
一通り弾けるようになるまでやっていきます。
この作業が結構大変だと思います。
両手になると頭がこんがらかり始めるので、
最初は全くうまく弾けないですが、
焦ってすぐ弾けるようになりたい気持ちは一旦置いておいて、
徐々に全体感が掴める事を楽しみに頑張っていきましょう。
○ある程度小節ごとに全体が弾けるようになったら、フレーズでまとめて練習
さぁいよいよ仕上げの段階まできました。
完成まであと一歩です。
1小節ずつ練習してきたのを、
今度は段落で練習していきましょう。
こんな感じで1段目、2段目とまとめて練習していきましょう。
これで全ての段落が弾ける頃には、
通しで両手で弾けるようになっています。
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○まとめ
・最初から両手で弾くのはよほどの天才でない限りは難しい。というか無理に近い
・まずは右手だけ、左手だけで練習をする
・それぞれの手で一通り弾けるようになったら、1小節ずつ両手を合わせていく
・1小節ずつ全部弾けるようになったら、1段ずつ練習する
最初から一気に弾けるようになりたい気持ちは痛いほどわかります。
私も今は初見で突っ込むスタイルで無理やり弾いている時があります。笑
でも最初からそれができたのではなく、
今回お話した過程で練習をしてきた結果身に付きました。
これを読んでくださった方も、
いずれは出来るようになりますので、
今はそっとその気持ちはしまっておいて、
まずは1曲弾けるようになった感動を
今回の記事を実践してみて味わってもらいたいなと思います(*^^*)