こんばんは、macoです!
『休符の存在は知っているけど、実際弾くのにそんなに支障なくない?』(ある日の私。)
そんなこと無いんです(;_;)
休符はなんとなく演奏の際に流されがちな記号なのですが、
実はすごく大事な符号です。
これを意識して弾くのと弾かないのでは、
演奏の質に圧倒的な差が出るんですね・・・
今日は是非、この機会に役割を知って
意識して弾いてみて下さい♪
きっとワンランクアップした演奏が
できるようになると思います(*^_^*)
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○実際、なんの役割があるの?
冒頭でもお話しましたが、どうしても
メインの音符に比べるとないがしろにされがちな休符。
ですが、これは個人的に感じている事なのですが、
息継ぎの役割があると思っています。
例えば、歌でいえば息継ぎしないまま
歌っていたらどうなるでしょうか?
抑揚はつきにくいし、間延びするし、
そもそも息がそんな続かないから歌うのが不可能ですよね。笑
その位、重要なものだという事なんです。
無視して弾いていると、
メリハリがない演奏になってしまうんですよね(´・_・`)
逆に意識して弾くとガラッと印象が変わって、
かっこよく弾けるようになります。
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○休符の種類と使いどころ
じゃあ休符ってどんな種類があるの?という事で、
いくつかメジャーなものと使いどころを
ご紹介していこうと思います。
●全休符
丸々1小節休みます。
このあと出てくる二分休符とそっくりなので、
間違えないようにしましょう。
拍数は、場合によりますが4/4であれば4拍、
3/4であれば3拍になります。
こちらは演奏する際に出くわす事が少なく、
あまり意識する事も少ないのですが、
私はこれがある時は、四分休符があるフレーズは静寂を表して、
もう片方の演奏を目立たせたいシーンにある事が
多いと感じています。
なので、もう片方の演奏を目立たせる役割があるフレーズだ!って
目安に使っています。
その時は、もう片方の演奏を思いっきり大げさに弾いています。笑
そうすると自然とメリハリが出来ます♪
●二分休符
1/2小節休みます。
拍数は、2拍休みになります。
こちらも使い方は四分休符とほぼ一緒で、
目立たせたいフレーズを際立たせてあげる目印だ!って使っています。
全休符より短いフレーズの中で表現する際によく出てくる記号です。
基本的に全休符と同じ弾き方でOKです。
●四分休符(よく使う)
1/4小節お休みします。
拍数は1拍です。
これがよく出でくる休符で、
これをかっこよく使いこなせると、
演奏にすごくメリハリがつけられるようになります。
このあと出てくる八分休符とタイプが違って、
少し長めの休符になるのですが、
大きく印象を変えたいフレーズが変わる時の間の前にある事が多く、
これをしっかり溜めて休むと切り替わりがかっこよく決まります♪
(私はこれでかっこつけて弾く事が多いです。笑)
例えば、こんな楽譜の時のイメージです。
後半の高いドに向けて一気に盛り上がりたい局面ですが、
この四分休符の間をしっかり溜めて取れると、
このグイっと感が高められて、
後半の盛り上がりが印象強くなります。
溜める時のポイントは、いつも自分の心の中でイメージするのが、
演歌歌手が拳をきかせて歌っているシーンってありますよね。
あの拳を効かせる瞬間を頭の中でイメージして
1拍を取るとうまくいきます。笑
●八分休符
1/8小節お休みします。
拍数でいうと0.5拍ですね。
これもよく出てくる休符で、
こちらは先ほどの四分休符より軽めの溜めによく使います。
軽やかなメロディーの時にこの一瞬の間を弾けるかで、
曲の印象がだらーっとするのか、
メリハリが出てくるのかとグッと変わってきます。
八分休符が、一番息継ぎのイメージに近い感じで弾くようにしています。
身近に例えると、カラオケで歌っている時の
息継ぎと同じような感覚で、
当たり前だけど、フレーズの歯切れの良さに直結している存在。
みたいな感じです。
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○まとめ
・休符は流されがちだが、役割としては息継ぎと同じようなイメージ
・しっかり種類を覚えて使いこなせると演奏にメリハリがつけられる
・休む拍数:全休符=4拍、二分休符=2拍、四分休符=1拍、八分休符=0.5拍
・役割は
全休符=反対のフレーズを際立たせる存在
二分休符=全休符と同じだが、短めのフレーズで使う事が多い
四分休符=しっかり溜めて休む事で、後半のフレーズの印象を大きくつけられる
八分休符=歌う時の息継ぎと同じポジション。入れられると歯切れのいい演奏にできる。
なかなか適当に弾き流してしまいがちな休符達ですが、
演奏をワンランクアップさせるにはとても重要な記号達になります。
実際、私がここを意識してからは曲のメリハリがついて、
曲にストーリーがあるようで聴いていて感動した!
って言ってもらえる事が格段に多くなった経験があります(・ω・)
是非意識してみて、かっこよく弾いてみて下さいね♪