リーマンサットって何?
現在、超小型衛星の開発や、探査ローバーに開発、ロケット開発をしている団体です。
その実態は、専門の研究員や学者がいるのではなく、
「普段は宇宙開発に関わっていない」サラリーマンがメイン。
色んな分野で活躍する人達が集まって、
自分たちのそれぞれの環境で得ているものを使って、
宇宙を目指すというコンセプトみたいですね( ・∇・)
なんだかロマンがあってめっちゃ素敵です✨
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立ち上げたきっかけは?
始まりは2014年、東京・新橋で月に1回、
友人達で居酒屋で宇宙について話し込むのが好きで話し込んでいた大谷さん。
ですが、ある日メンバーの一人が勝手に企業向けのブースを借りてしまい、
借りちゃったなら何かやるしかないな。。。
と動き始めたのがきっかけだったそうです。
ノリと勢いのメンバーさん、スゴイですね(笑)
よっぽど宇宙好きだったんでしょうね(・∀・)
ですが、この当時宇宙に関して知識がある人は誰一人いなかったとのこと。
自分たちが宇宙開発をするとしたら何ができるかを話し合ったのが始まりです。宇宙にまったく関心のない人たちも交えて、人工衛星の作り方などを熱く話し合っていました。
初めは人工衛星の作り方を書いた本を一人一冊ずつ買って読みましたが、それでも分からず、大学へ勉強に行ったりもしました
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そのブースでは『チラシ』だけ持って挑んだそうですが、
そのチラシに書かれた思いに全国から学生、会社員が集まってきて、
350人も集まる巨大団体になったそうです!
すごいですよね!でも、最初は集まってきた人達の方がめちゃくちゃレベルが高くて、
飛び交う単語がわからなすぎて困ったというエピソードも。。。(笑)
リーマンサットの由来
一見宇宙とは関係のないような名前のリーマンサット。
由来はなんなのかと調べてみたら、
人工衛星を意味する「サット」と「サラリーマン」から。日本のサラリーマンが、本業でなくてもここまでできるんだと言いたかった
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だそうです( ・∇・)
夢のある由来だったんですね!
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どんな人工衛星を打ち上げた?
リーマンサットを立ち上げて4年間の開発を経て、
宇宙ステーション補給機『こうのとり7号』に「RSP-00」という
10センチ四方、重さ1.26kgの超小型衛星を搭載させて
2018年10月6日に打ち上げています。
写真の方が手に持っているのがその人工衛星です。
開発費用は?
開発費用はなんと580万!
宇宙航空研究開発機構(JAXA)に支払う衛星運搬費が300万円、
製作費に280万円とのこと。
本来、普通の企業で同じことをすれば2億8000万はかかると言われているので、
かなり格安で打ち上げができたんですね!
でも、いくら安いとはいえメンバーの方からの寄付や
クラウドファンディングで集めたものだそうなので、
色んな人の夢や希望が込められた、
金額では換算できないお金なのかなって思いました✨
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宇宙ポスト
「RSP-00」の役目は、地球の写真撮影と送信、高速無線機の実証などですが、
宇宙ポストという手書きで書かれた約6000通の願い事をデジタルデータ(音声+テキスト)にする機能があるそうです。
全国で募集している「願いごと」をデータ化して宇宙に届ける。人工衛星の周回中にはメッセージを音声で地球に配信。制御落下時に流れ星となる
https://geek-out.jp
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流れ星みたいなイメージなのでしょうか( ・∇・)
素敵✨
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大谷和敬まとめ
全くの素人から人工衛星を作り宇宙に打ち上げた大谷さん!
一体、どれだけ頭が良い人なんだろうと調べたら、
『日本大学文理学部 地球システム科学科、カリフォルニア州立大学大学院』
卒業
という経歴をお持ちの方でした(・∀・)
リーマンサットという、普通の会社員・学生で構成されている団体を立ち上げられていて、
その中で宇宙ポストを人口衛星に載せて、宇宙へ願い事を届けるという素敵なプロジェクトをされていました✨
放送では、他にも宇宙に対する熱い気持ちが聞けると思うので、
楽しみにしていようと思います^^
最後までお付き合い頂き有難うございました♪