こんにちは、macoです!
ピアノと一言で言ってもいくつか種類があるのはご存じでしょうか?
電子ピアノ、アップライトピアノにグランドピアノ。
お仲間でキーボードも入る?かな?
お恥かしながら、私は中学生位になるまでアップライトピアノが
なんの事かわかりませんでした。笑
ピアノといえばグランドピアノだろ!と思っていて、
電子ピアノで練習している自分が嫌でした(わがまま…w)
今日はピアノにはどんな種類があるのか、そしてどんな特徴があって、
初めて始めるにはどうやって選んだらいいのかをお話していこうと思います。
特に初めて買うという方にとっては、決して安い買い物ではないので、
結構悩むと思います。
良かったらこの記事を参考にしてみて、
是非自分にぴったりの1台を探して見てください♪
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○種類と特徴、そしてお値段
ピアノはおおまかに3つジャンルがあります(経験からの自己判断なのでもっとあるよ!って方がいたら教えてくださるとありがたいです)。
私の家には全てあるので、使った感じを絡めながらご紹介していきます。
①グランドピアノ
言わずもがな、コンサートなどでよく見る大きなピアノです。
デザインも黒だけではなくて、白だったり透明だったり、いろんなデザインがありますね。
●メリット
ピアノの中でもダントツ音の響きが綺麗です。
透明感があって、伸びもよくて、音も迫力があって、
弾いていて一番ピアノを弾いている感が得られます。
音の強弱も、鍵盤を叩く強さを繊細に表現できるので、
表情をつけやすいです。
ピアノをがっつり弾きたいのであれば、是非1台持っておきたい一品です。
●デメリット
一般家庭に置くのは諸々の理由で中々ハードルが高いです。
サイズ的には縦1m60cmくらい、横1m50cmくらい、高さが1mくらいあります。
また、重さも250kg~400kg程あるので、普通の床の上に置くと床がへこんだり、
下手したら床が抜けるかもです。
(私の家では、和室に置こうとしたのでピアノ業者さんにこれでは床が抜けると言われたので、
床下に支えを入れて床を補強しています。さらに床がへこみそうだったので、パッドをピアノの足の下にひいて重さを分散させています。)
それと鍵盤が重いので、慣れてないうちは音がちゃんと出せなくて弾きにくさもあります。
●値段
メーカーによりますが、平均150万~350万位が相場です。
②アップライトピアノ
学校の音楽室にある、ピアノなんだけどちょっとコンパクトサイズのピアノです。
グランドピアノがぎゅっと圧縮されて縦長になったようなデザインです。
●メリット
グランドピアノに比べて、サイズが全体的にコンパクトなので家庭に置きやすいです。
サイズは縦60cmくらい、横1m50cmくらい、高さ1m30cmくらいです。
重さも200kg~250kg前後なので、グランドピアノに比べれば床下も加工しなくても耐えられるくらいになります。
私の家では特に床下は加工せず、足の部分にパッドを使うだけで直接フローリングの上に置いています。
それでいて、音の透明感、鍵盤の感触はグランドピアノとさほど変わりがありません。
音消しユニットといって、ピアノに取り付ける小さな機械があり、
ヘッドホンをつなげられるので防音対策ができるため、
ご近所さんを気にしないで練習する事もできます。
●デメリット
壁に沿って置かれる事が多いのと、縦長デザインのため音が上に抜けて
グランドピアノ程重圧のある、響きのある音は出にくいです。
また、鍵盤のタッチ感が少し軽めで繊細な音の表現は
グランドピアノよりはしにくいです。
●値段
こちらもメーカーによりますが、平均50万~150万位です。
③電子ピアノ(キーボードも含む)
グランドピアノとアップライトピアノを電子化したピアノです。
アップライトピアノと似た形をしていますが、更に軽量化されて、
色々な機能がついている事が多いです。
●メリット
グランドピアノやアップライトピアノより断然コンパクトなので、
一番家庭に置きやすいです。
平均で縦3mくらい、横1.5mくらい、高さ1mくらいで、重さが40kgくらいです。
もともと音消し機能や、ヘッドホンがつけられます。
音色を変えたり、自動演奏がついていたり、録音機能もあるので、
自分の演奏を確認したりする事もできます。
鍵盤も軽いので、初心者の方は練習がしやすいです。
また、調律も必要がないのでメンテナンスも楽というのが大きなメリットです。
キーボードは更にコンパクト・軽量なので家でも置きやすいでしょう。
●デメリット
電子とはいえクオリティは高いですが、やはりグランドピアノやアップライトピアノに比べると音の響き、透明感、鍵盤の感触が電子的です。
繊細な音の表現はかなり表現しずらく、ペダルを使った音の濁りもそんなに無いので、
実際に、発表会やレッスンでグランドピアノを弾いた時のギャップが激しくて
戸惑いやすいです。
キーボードでは、普通のピアノは88鍵盤なのですが、
44鍵盤というものもあるので、購入する際には注意が必要です。
うっかり44鍵盤で買うと、弾きたい曲で鍵盤が足りない!なんて事が起きてきます。
●値段
電子ピアノであれば、平均10万~20万程、キーボードであれば3~10万程度で
購入できます。
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○どのピアノを選んだらいいの?
上でお話ししたように、それぞれのピアノは特徴が違います。
これからピアノを始めるにあたって、どのピアノを買うか悩んだ時は、
自分がどの位上達したいと思っているのかを考えてみて下さい。
とりあえず簡単な曲位弾けるようになりたいなと思うのであれば、
キーボードからで大丈夫です。
3~5万位で手に入るので、そこから練習してみて
ある程度弾けるようになったら電子ピアノかアップライトに
切り替えるで十分練習できます。
本格的にやっていくのであれば、電子ピアノ、
理想を言えば音の感覚や鍵盤の感触を最初から取り入れると、
レッスンでも練習の時とギャップが無く上達しやすいのでアップライトもいいでしょう。
ですが、ここは無理して最初からアップライトを購入して途中で
辞めちゃったってなっても勿体ないので、
金銭的に余裕がある以外は電子ピアノから買うのがおすすめです。
更に上を目指すのならグランドピアノを検討するという流れで問題ないです。
私は上記の流れでやってきて、特に問題もなくスムーズに、
選択ミスによる無駄な出費もなくやってこれています。
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【まとめ】
・ピアノにはグランドピアノ・アップライトピアノ・電子ピアノ(キーボード含う)の3種類がある。
・それぞれ特徴がある為、初めて購入する時は自分の上達したいレベルに合わせて選ぶ。
・簡単な曲を弾くが目標であればキーボードから、ある程度レベルアップしたら電子かアップライトから、本格的にやるならアップライトかグランドを選ぶ。
決して安い買い物ではないピアノ。
自分に合ったものを選んで、毎日の生活に音楽というちょっとワクワクする
ささやかな楽しみを見つけてくれると嬉しいなと思います(*^^)